さすらいのフルボーグ:俺に寄る辺はない(Vol 2.10)
(遊び人の伸さん:1997/04/27) *Program *Hardware AI Voon Cortical Cybermodem Emergency Self-Construct Full Body Conversion x2 Jackhammer Militech MRAM Chip x3 Joan of Arc Scaldan x2 Shredder Uplink Protocol Skelton Passkeys *Prep Arasaka Owns You MIT West Tier x3 Demolition Run x2 Organ Donor x3 Faked Hit x2 Score! x5 Hunt Club BBS x2 Security Code WORM Chip x2 Inside Job x2 Sneak Preview x2 Jack'n'Joe x6
遊び人の、ランナー側のファースト・デッキです。ノンリソース回転型デッキで、Jack'n Joe でどんどん手札を引き、Organ Donor と Score! でビットをかせぎます。このデッキでは、基本的にタグは無視してかまいません。手札の枚数が多く、 Full Body Conversion もあるため、多少のミートダメージはどうということがないのです。Arasaka Owns You や Emergency Self-Construct という荒技も入っていますから、ほぼ不死身といってもいいでしょう。そのうえ、リソースも、サイバーウェア以外のハードウェアも入っていませんから、Tag がついたところで、いやなカードは Closed Account くらいのものなのです。
このデッキでは、アジェンダを獲得するよりも、バッドパブリシティをつけることを主眼としています。
基本は、アイスブレーカ3種+Scaldon での Demolition Run ですが、アイスブレーカがそろわないうちに一時的に Shredder Uplink Protocol を使用することもあります。また、コープが Demolition Run に対してアイスをレズしない戦法に出た場合には、Security Code WORM Chip で消し飛ばすというオプションもあります。一定以上バッドパブリシティがついた後は、Faked Hit による自爆で止めを刺すという戦法もとれるため、かなりの速攻力が期待できるデッキです。
3月に使用していたヴァージョンからの変更点は、
- 全体枚数をトーナメント規程ぎりぎりの45枚にしぼりこんだかわりに、MITを1枚追加して、最大で4周できるようにした
- Self Modifying Code は削除した
- Siren + Virus Test Site 等のトラップに対抗するため、Joan of Arc を追加した
- Live News Feed および Senatorial Field Trip は使用頻度が低いため省略した
- 初期段階での攻撃力を高めるため、Inside Job を追加した
といったあたりです。初期段階で Inside Job と Security Code WORM Chip が手札に入れば、強力なコンボとなります。現在も回転バランスの調整は続けており、Sneak Preview を3枚いれるべきか、あるいは、他の Prep をけずって、Jack'n'Joe を増やすべきか、といったあたりを研究中です。