ベオウルフ


2000/9月某日(レンタルビデオで鑑賞)

点数:★★


TSUTAYAのDVDコーナーを眺めていたところ、クリストファー・ランバートが剣を振っているじゃないですか。ということでレンタル。

ファンタジーとも近未来ともつかない世界。とある辺境の城塞が、夜な夜な邪悪な怪物の襲撃をうけていた。城塞を包囲する軍隊。彼らは「邪悪」に汚染されたものを一歩も通そうとしない。城塞の生き残りたちは、脱出することもできず、迫りくる怪物の恐怖にただ怯えて日々をすごすだけであった。そんな時、包囲する軍を抜けて一人の傭兵が城塞に辿り着く。彼の名は「ベオウルフ」。怪物と戦い、倒すことのできる運命を持った男だと言うのだが……

まずは「ファンタジーとも近未来ともつかない世界」という所で大失敗。美術が陳腐。すなおにファンタジーにするか、ポストアポカリプスものにするかしたほうが良かったんじゃないかなー。んでもって、特撮は日本の戦隊物の特番かそれ以下。モンスターのデザインを光学エフェクトでごまかそうとしても限界があります。ストーリーもダラダラとしており、殺陣もいま一つ。クリストファー・ランバートという男のかっこいい魅せ方というものもわかっておりません。


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