14世紀イギリス。イギリス国王“長脛”エドワードの圧制に対し、スコットランドの独立をかけて戦った平民出身の英雄“ウィリアム・ウォレス”の物語です。
熱い! 激しい! かっこいい!
何かとハズレの多いメル・ギブスンの映画ですが、こいつは当たりです。戦争シーンの生々しさと迫力には、かなりのものあがあります。特に中世ヨーロッパ史や中世風ファンタジーに興味のある方にはお勧め。
ちなみに悪役の“長脛”エドワード王ですが、かの有名なイングランドのロングボウ部隊を最初に編成した人物です。そのあたりも踏まえた上で見ると、当時最新の戦術と最高の装備をほこるイギリス軍に対して、知恵と勇気で挑むスコットランド人という構図がより心に響きます。