エボリューション


2002/06/09(レンタルDVDで鑑賞)

点数:★★★


アリゾナに隕石が落下。地元の短期大学のごろつき教授2人組が、未知の単細胞生物を発見する。単性生殖で分裂を続け、単細胞生物から多細胞生物へ、植物から昆虫へと、異常な速度で進化を続ける生命体。アリゾナは、アメリカ合衆国は、そして世界は、このままエイリアンに侵略されてしまうのか!

主演にX−ファイルのデヴィッド・ドゥカヴニィを起用、3つ目のスマイル・マークで観客の興味を引き立てるという、いかにも「これで動員はバッチリ」という作戦が見え見えなこの映画。プロデューサーは「ゴースト・バスターズ」と同じ人だそうで、いろんな意味で「なるほどなー」という感じ。

ようするに、コミカルタッチな怪物パニックもの。きちっとプロが仕事をしているので、マイナス点をつける所はないけれど、かといってプラスに評価するところもいま一つ。全体的に何かもの足りない。テレビでやっていて、暇があるなら観るだろうし、「ビデオ借りようと思うけどどう?」と聞かれれば「悪く無いんじゃない」と答えるだろう。でも、わざわざ人に勧めようとはしません。まあ、それくらいの映画です。


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