人心の乱れは霊峰富士の噴火を招き、その地底に封じられていた妖怪たちを地上に解き放った。代々、公儀妖怪討伐士を勤める榊家の一人娘「さくや」は、使い手の魂を食らうという妖刀村正を振い、異変の元凶たる妖怪を退治するべく旅に出る……
時代劇&伝奇ものフリークとしては、こういうテーマの作品を放っておくわけには行きません。なんだか鳴りもの入りで宣伝しているし、期待と不安を半々に抱きながらレンタルしたのですが……すみません、カンベンしてください。ひさびさに「見続けるのが苦痛」な作品にぶち当たりました。
今回はもう、どこが悪いとか書くのやめます。なんていうか、観ていて恥ずかしい。これなら開き直ってバカやってる分、トロマ映画の方が100倍ましです。
おいこら、ワーナー、本当にこいつを海外で公開するつもりなのか。頼む、お願いだからやめてくれ。俺が恥ずかしい。いやまったく、どうにも困ったもんであります。