ザ・ロック


1998/03/09(レンタル・ビデオで鑑賞)

点数:★★★★★


脱獄不可能とまで呼ばれた難攻不落の監獄アルカトラズ。またの名を「ザ・ロック」。閉鎖され、今では観光名所となっていた孤島の要塞に、史上最悪のテロリストたちが立て篭った。合衆国海兵隊の精鋭が、猛毒のVXガス・ロケット弾を手に、自らの祖国を脅迫し始めたのだ。しかも、彼らを率いてるのは、ベトナム戦争以来あまたの作戦を率い、英雄と称えられた海兵隊准将。要求を呑まなければ、サン・フランシスコの全住民が神経ガスによって死滅することになる……

最初から最後まで、とにかく燃えます。とくに“悪役”にこだわる遊び人としては、悲壮感ただよう准将の男っぷりが堪りません。そしてショーン・コネリー扮する、“史上唯一、ザ・ロックからの脱走を果した男”。元SISのスパイで、凄腕で、キザで、紳士で、そのうえ一筋縄ではいかない、とくれば、これはもう初老のジェームズ・ボンド。主人公のFBIスペシャリストも悪くないけど、この2人の男がとにかくカッコいい(こういうこと書くから「遊び人はジジ専だ」などと言われる(^_^;))。

久々に、手放しで他人にお勧めできる1作です。


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