竜魔将サールヴィスの持っていた手紙と経箱から、「赤い手の群」たちが「死霊王」なるリッチを味方につけようとしていることを知ったPCたち。もちろんこの協力を断ち切ることも重要ですが、リッチと聞いてはパラディンや善のクレリックたちが黙っておりません。ティリ・キトルのエルフたちから借りたアウルにまたがって、死霊王が潜むという「獅子窟」付近まで飛んできました。

ジャイアント・アウルはダンジョンでは役に立たないでしょうし、さすがにPCたちほど頑丈ではありません。獅子窟への接近は地上から行なうことにしました。獅子の前脚の間にある入り口らしき場所に近づくと、そこにはなにやら巨大な青いモンスターが。

「赤い手の群」が誇る怪物、ハーフフィーンド・ビーヒアの「ヴァランシアン」の登場です。

ここではPCたちの人数に合わせて部下に人間とオーガのハーフフィーンドを1体ず追加してあります。

なにしろここまで大きな怪物と戦うのは初めてのPCたち。しかもハーフフィーンドたちは自在に空を飛んで呪文や擬似呪文能力、間合いの長い攻撃などを放って来ます。

あやうくパトリオットがヴァランシアンの胃袋に収まるところでしたが。辛くも勝利をおさめた一行。しかしリソースの消費は激しく、いったんアウルたちのところまで戻り、パトリオットが〈生存〉で見つけた安全そうな野営地で休憩することにします。

アウルの背に乗って飛び去る際、後ろを見ると獅子窟の周囲だけが急激な豪雨に襲われています。どうやら誰かがコントロール・ウェザーを使用した模様です。


    


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