寺院前広場は大混乱になっていました。 ジャルマース卿が何者かに毒矢で狙撃されて昏倒。指揮官を引き継いで軍を再集結させようとした騎士たちも次々と撃ち抜かれ、兵たちは統制もとれずに右往左往するばかり。こんなところに赤い手の本体が攻めて来たらひとたまりもないでしょう。 倒れた将校たちの遺体から矢の飛んで来た方向を推理したPCたちは、広場に面した棺桶屋が怪しいと目をつけ、調査を開始しました。2つある扉の片方をパトリオットが〈装置無力化〉で開かなくし、ターシャがシー・インヴィジビリティの巻物を使用して、もう1方の扉から突入します。先頭に立つアルタイオスはドラゴン・ディサイプルとして「非視覚的感知30フィート」の能力を獲得しており、隠れている敵に対処する能力は高いはずです。 案の定1階に不可視状態の魔道師が潜んでおり、扉をあけたとたんに攻撃を受けました。 |
最初の魔道師を倒したので、アルタイオスはそのまま2階に上がろうとします。が、ここで1階の他の部屋にひそんでいた魔道師たちとの戦いが再発。あわてて1階に引き返すのでした。 思えばこのとき、最初に2階に侵入したのがアルタイオスであればずいぶんと状況は違ったのですが…… |