というより遊び人不定記


■2005年06月29日(水)18:49  今いちばん期待しているサプリメント
http://www.wizards.com/default.asp?x=products/dndacc/950037400
http://www.wizards.com/default.asp?x=products/dndacc/950047400

このシリーズ。

両面印刷のポスター・マップ2枚と16ページのシナリオのセット。ポスター・マップはそのまま1インチ・スケールのバトル・グリッド(フロアタイル)になっている模様。マップを書き写したり拡大コピーしなくても、そのまま遊べるってのが手軽でよさげですね。

マップはシナリオに使った後も、他のシナリオに流用したり、DDMのバトル・グリッドにも使えるようです。DDM用のスカーミッシュ・シナリオも付いているとありますな。

なんか「1ツブで2度美味しい」感じです(笑)

■2005年06月26日(日)21:09  エピソード3祭り
そういうわけで、昨日は有楽町の日劇PLEXまで先先行上映に行ってきたのです。
劇場のあるフロアにつくと、すでに数多くのSWファンが集結中。さすが先先行、何人かに1人はライトセーバー持ってるし、コスプレもいるし、皆さん熱いSWフリークばかりのようです。

かくいう我々もライトセーバー持参なわけですが、その中でも特に気合入ってたのがデスガー氏。

ヴェイダー卿グッズ、フル装備であります。
ep3_3.jpg
欠点は非常に暑いこと。全身を灼かれたロード・ヴェイダーの苦痛を身を以て味わえます(笑)

会場にタムロしていた色付ヴェイダー軍団とダークサイド対決!
ep3_1.jpgep3_2.jpg

そして会場に突入、座席にはライトセーバー立てもある親切設計(チガイマス)
ep3_4.jpg

開演前には、
「上映中のライトセーバーの点灯は他のお客様のご迷惑となりますのでおやめください」
というアナウンスが。他の映画じゃぜったいこんなアナウンスかからねー(笑)

かくして運命の輪は閉じられ、我々はサーガの完結を堪能したのであります。
ネタばれは嫌なので、内容については多くを語りません。とにかく見ましょう。映画館で見るべきです。エピソード2の不安なんかふっとびます。そして、アナキンとジェダイ騎士たちの運命に涙します。

やはりサーガは、6作すべてが揃って完成するものだったのです。

最後にちょっとだけ作品内容とは関係ないグチを少々。
・戸田なっちーの字幕は相変わらず最低。多少なりとも英語のわかる人は、なるべく字幕を見ないようにしよう。
・日劇PLEX。上映後の会場の誘導がなってなかった。階段なくてエレベーターも2階下で止まってるなら、見終わった人を積極的にエレベーターに誘導しなきゃダメだろう。


閑話休題

こういう話題ばっかり書いてると、遊び人は仕事サボってんじゃないかと不安に思われそうなんで(笑)
えー、D&Dファンの方々はご安心ください。戦士大全は本日二次校正作業が終了いたしました。これであとはHJや印刷所が火事にでもならん限り、ちゃんと発売予定日に出ます。
ベーシック・セットも一次校まで終わってますんで、8月にはちゃんと出るでしょう。
サイオニクス・ハンドブック第3.5版も順調に翻訳中。9月発売でしょうか。
みなさんの御支援がある限り、がんばらせていただきますよ。

■2005年06月25日(土)23:53  見て来ました
かくして運命の輪は閉じられたのだ。

やはりスター・ウォーズって、すごい物語だったんだなあ。

掲示板でそう書いていた方もおられましたが、エピソード3を見たあとだと、4、5、6、特にダース・ヴェイダーに対して抱く感想がかなり変ると思います。

詳しいことはまた明日(と言ってもネタバレはやりませんよ)。

■2005年06月24日(金)19:15  サザエさん級
梅雨の合間の蒸し暑さに耐えながら、電池を買いにダイソーまで出かけたところ、家に帰ってから単1と単2を間違えたことに気付いた今日この頃、みなさんお元気でお過ごしでしょうか。

マヌケですね。脳みそ溶けてますね。やっぱ真夏日ですからね。

それはとにかく、何で電池がいるかと言いますと、ライトセーバーなわけです。

いるのです、明日。

そう、エピソード3を観に行くから!

恒例の先先行突撃です。すでにチケットは買い出し部隊がまとめて購入済み(ありがとう藤井くん)。
準備は万端でありますよ。

正直エピソード2のショックがでかくて、テンション下がりがちだったんですけどね。今回アメリカから伝わってくる噂はなかなか好評。期待しておりますよジョージおじさん(笑)
lightsabers.jpg 480×132 36K

■2005年06月13日(月)22:47  ドタバタ週末
相も変わらず物事が週末に集中しており、日記を書く気力が残りませんでした(笑)

今週、本来は土、日ともに遊んじゃろうと思っていたのですが、12日の日曜日に校正会議が入りまして、土曜日にD&Dのマスター、日曜日に校正会議というスケジュールに。

しかも木曜になってうちの社長から緊急の仕事を頼まれたから、さあ大変。幸い校正チェックは済ませてあったのですが、シナリオの読み込みが時間的にキツい。英語シナリオだからハンドアウトの翻訳も作らんといかんのに(^_^;)

それでもなんとか準備を整え、仕事のほうも作業を終えて土曜の朝10:30に池袋でDVD入稿。その足で秋葉原YSに向かいます。ちなみに2時間半しか寝ておらず、シナリオも読み終わってないという体たらく。

内容は、例のフリーポート三部作の第2話「Terror in Freeport」です。2本目も長さ的には1本目と同じくらいでしょうか。ただしさらにシティ・アドヴェンチャーの要素が多くなっており謎も多いので、プレイヤーの迷い方次第で時間がかかったりかからなかったりします。というわけで、今回は1日で終わりませんでした。ネタバレになるので細かい内容は書きませんが、シティ・アドヴェンチャーはプレイヤーを苛つかせたらとりあえず成功なんじゃないかと思う次第(笑)

体力的に強行軍だったので、日曜の校正会議の後はバッタリ倒れて寝ておりました。

■2005年06月07日(火)20:20  読んだり観たり
お仕事に一段落ついたので、買っておいたD&Dのサプリメントを読んだり、映画のDVDを観たり。

まずは「Lords of Madness : The Book of Aberrations」 触手や目玉がいっぱいの異形本です。この本の最大の見所は、なんと言っても第2章〜第7章。アボレス、ビホルダー、マインド・フレイヤーなど、代表的な異形クリーチャーの生態や文化が丁寧に紹介されています。解剖図つきですよ奥さん! ビホルダーの内臓の配置とか、食べ物をどうやって消化するのかとか、出産(?)のやりかたとかが、わかっちゃうのですよ! 気分はもう円谷特撮の怪獣図鑑。ウニョウニョのゲヨゲヨであります。

2冊目は「Heros of Battle」 戦争本ですな。キャラクターが軍を指揮するためのルール、攻城兵器、D&D世界の軍隊の編制なんかが載ってます。流血戦争(Blood War)の各軍のサンプルなどは、かなりグっときますね。ヴロックの航空急襲部隊とか(笑) 上級クラスとしては、Combat Medic あたりが通常のキャンペーンにも使えてよいんではないでしょうか。いわゆるガールフレンド・クラスなので腹心によさそう。

3冊目「Races of Eberron」 ようするに「Races」シリーズのエベロン版ですな。なぜか種族の並び順が「Warforged」「Shifter」「Changeling」「Kalashter」。アルファベット順じゃないんかい! よーするに人気がこの順番なんでしょうなあ(^_^;) それはそーと人気だけあってウォーフォージド関連は良いものが入ってます。「Warforged Juggernaut」とは逆にどんどん生き物らしくなっていく「Reforged」上級クラスとか、背中につけるクロガネの翼とか(装着型Componentの一種ですな)(笑)

で4冊目。これはWotCのサプリじゃないのだけれど、「Dungeons & Dragons for Dummies」 直訳するなら「バカでもわかるD&D」、日本で言うところの「よくわかる本」でしょうか。たしかに今のD&Dはルールが複雑だし、こういう入門書も必要ですよなあ。ただ残念なのはちょっとイラストが少ないような。モノクロのペーパーバックだからしょうがないかな。版型もでかいしページ数もあるから、日本の文庫よりだいぶ分量がありそうです。

さておつぎはDVD。

まず最初に観たのは「アーリャマーン EPISODE 1 帝国の勇者」 ワイドショーなんかで「インドのスター・ウォーズ」と言って取り上げられてたやつですが……………どこがだよ!(笑) いやたしかに戦闘機も宇宙要塞もライトセーバーも出てくるけど。演出はこれでもかというくらいタルいし、殺陣は格好悪いし、特撮は戦隊もの以下(というよりプレステ1くらい?)だし。10分ほどで挫折しました。ネタだから観てやろうかと思ったんですが、時間を浪費してる気がして………

気を取り直して2本目「ヘルボーイ」 コミック原作なんですが原作は読んでません。ちょっとクトゥルフっぽいオカルトの入ったモンスター・ハントものですな。狩る方もモンスターだけど。前半の展開、原作を読んでる楯野さんは「もうちょっとダークな雰囲気でもよかった」と言っておられましたが、僕は逆にこれくらいのほうが、外見に似合わぬヘルボーイの人間くささが出ていてよかったんではないかと。ただちょっと、終盤の展開がドタバタしていたり、無理矢理くっつけた感のあるシークエンスがいただけない。この辺りの脚本をもっと練っておけば、良い作品に仕上がったんでしょうか。まあ65点てとこですか。

そして3作目「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」 第二次大戦前のアメリカやネパールを舞台に、ちょっと鉄人28号などを彷彿とさせるレトロな世界感で展開される荒唐無稽ヒーロー・アクションです。薄暗い映像で映し出されるニューヨークの町並みや、ガションガションと動く巨大ロボットとレシプロ機の戦いがイカします。で、この映画も前半はすごい良くできているのですが…………後半がなあ(^_^;) せっかく前半部で描き出したレトロチックな世界がおろそかになるんですよ。出てくるメカも建物もなんだかツルツルしちゃってますし。そのうえ後半は空中戦がない! 電話でグチったときに楯野さんが言ってましたが「飛べないスカイキャプテンはただのキャプテンだ」 けだし名言(笑) 途中の伏線の処理もイロイロおざなりだしなあ。こいつも練りと造りこみが足りないということで、45点の残念章。オシいポイントはいっぱいあるんですけどねえ。

さーて山ほど読んだし観たし、某戦士本の校正刷りチェックでもしますかね。
  • 苦楽(2005/06/08 05:58)
    おはようございます。
    紹介されているサプリメントはどれも興味深いですが、個人的には「Heros of Battle」が気になるところです。
    「キャラクターが軍を指揮するためのルール」ということは、きちんとした集団戦闘ルールが載っているということでしょうか?
    もしそうなら、これまで三版で重視されてこなかった要素でもあり、興味深いです。
    「Dungeons & Dragons for Dummies」はあちらでは定番のシリーズ物のうちの一冊ということらしいのですが、出来の方はどうでしょうか?
    と、相変わらず英語ができる方へ他力本願な私です(笑)
  • 遊び人の伸さん(2005/06/08 09:56)
    苦楽さんおはようございます。「Heros of Battle」では戦争全体をウォーゲームのようにプレイするというより、戦争の中でPCたちが活躍するシーンをいかに遊ぶかというアプローチがなされています。いわゆる大規模戦闘ルールは、今の版だと「Miniatures Handbook」の「Mass Battles Rules」がそれに当たるのでしょう。
    「Dungeons & Dragons for Dummies」は、ざっと読んだ限り「非常に丁寧に説明してあるなあ」という感想を持ちました。D&Dという遊びの概念やルールの理解のしかたから始まって、基本的な戦法まで踏み込んでありますし、DM用に「このあたりのレベルで使い易いモンスター」なんて項もあります。ただおかげで、日本でよくある「よくわかる本」に比べると分量が多いですね。ちょっとした専門ソフト(フォトショップとか)の解説本くらいあります。
  • 苦楽(2005/06/08 15:08)
    早速のお返事を有り難うございます。
    「Heros of Battle」はそういう内容なんですか。
    d20の「Cry Havoc」のような集団戦ルールを想像していましたが、
    ちょっと毛色が違うようですね。
    やはり三版(含む三・五版)での主眼は個人の個人としての活躍に置かれているんでしょうか。
    でも、流血戦争の各軍のサンプルは非常に面白そうですね。
    「Dungeons & Dragons for Dummies」に関しては、
    そういう感じのHow To本はTRPG関連では見たことがないような気がします。
    そういう本で商売になるのがちょっと羨ましいような気がします。
    丁寧なお返事を有り難うございました。

■2005年06月05日(日)18:37  ずべっとな
チャリで転びました。
昨日の雨で公園ぞいの道がぬかるんでまして、通行人を避けた瞬間にズルっといっちゃったのです。
怪我らしい怪我はありませんでしたが、ズボン1本と自転車のライトがお亡くなりに(;_;)
今月は出費が多いのに〜
  • 苦楽(2005/06/07 05:31)
    うわわ、それは災難でしたね。
    お怪我が無くて何よりでした。
    それにしても、物が壊れての予期せぬ出費はキツイですね。
    どうしても損した感が強くなってしまいますし。
  • 遊び人の伸さん(2005/06/07 06:48)
    苦楽さんおはようございます。
    いやー、やっちゃいました。後でみたら後輪がわりとすり減ってたんで、そろそろ換え時なのかもしれません。しかしこれも入れると結構な出費に(^_^;)
    あといろんな人から「運動不足で反射神経にぶったんじゃないか」とか「体重増えたから転びやすいんだろう」とか指摘を受けたりも。ダイエットせんといかんかもしれません。

■2005年06月01日(水)23:07  Madness in Freeport Revised
フリーポート三部作の最終章「Madness in Freeport」のPDF版が出ました。これでトリロジーがすべて3.5e対応で楽しめます。

http://www.rpgnow.com/product_info.php?products_id=4874&SRC

5周年記念の合本(こちらは物理的な印刷物)も出るそうですが、内容は違うのでしょーか?

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