というより遊び人不定記


■2006年02月26日(日)23:53  全国津々浦々
オリンピックのフィギュア見てて生活サイクルが狂ったりメンツが風邪ひいてセッションが中止になったり仕事が煮詰まったりサイトの年間契約の請求が来たりとドタバタした週末を過ごしている遊び人です。

それはさておき、

気が付けばDDMのトレード掲示板を設置してからまる2年以上経っているのですな。なんだかつい最近始めたばかりのような気がしていたのですが。

宛名をプリンタで印刷しているので、トレードしていただいた方の宛先はリストにしてとってあります。で、なんの気なしにこのメモを眺めていたのですが、南は福岡から北は札幌まで、実に広範囲の方々とトレードさせていただいただいておりますなあ。あ、アメリカのマサチューセッツ州てのがあるんで、この方がダントツで一番遠いや(笑)

SW:CCGをやってたころはオランダ人の方とカードをトレードしたこともあります。遠いところにいる同好の志と交流できるのはインターネットのいちばん楽しいところですね。

DDMを集め始めたころ「こりゃトレードしないとキツかろう」と思い立ち、わりと突発的に作ったトレード掲示板なのですが、やはり一番恩恵にあずかってるのは本人のような気がします。おかげさまで今までのシリーズはぜんぶ一通りコンプリート。最近はセッションで使うミニチュアも9割型がDDMです。しかもほぼ全部「みなし」なしでイケてます。メタルしかなかったころはシナリオに「ノール10体」とか書いてあっても「無理じゃぁ!」と叫んでましたからねえ。ましてグレルだのチュールだの言われても、そんなミニチュア売ってない(笑)

ウォードラムズの発売も近づいてきました。今年はでっかいドラゴンや超大型入りセットも出ますし、これからもどんどん楽しくトレードを続けていけるとよいですな。

■2006年02月24日(金)16:10  巨大ブラック・ドラゴンと超巨大レッド・ドラゴン
また別の写真が海外のサイトにあがってました。

http://www.hordelings.com/frontend/forums/postView.php?post_id=2548

レッド・ドラゴンの炎は着脱可能。翼は若干透けてみえるように作ってあるそうです。皮膜の感じを出してあるんでしょうか。

8番目の項目によれば次の超大型セットである「War of the Dragon Queen」は超大型レアが4パックに1個から3パックに1個に変更された模様。レアとアンコが6個ずつなのは同じということですから、平均値でいうと18パックで超大型レアがコンプ。その時点で超大型アンコが2個ずつダブる勘定ですな。まあ、そううまくはいかんのでしょうけど(^_^;)
  • 苦楽(2006/02/24 23:59)
    またまた貴重な情報を有り難うございます。
    写真で見るとICON系はまた違った印象ですね。
    実物を見るのが楽しみです。

    超大型セットの方はまたレアとアンコのレアリティ有りですか……。
    今から泣けてくる&胃が痛いです。
  • 遊び人の伸さん(2006/02/25 18:23)
    >苦楽さん
    GoLのときにだいぶブーブー言われてましたから、今度はレアとアンコの内容ももうちょっと考えてあるんじゃないかと。アンコのほうはダブってもかまわないモンスターにしてほしいですな。
    あとは今度の超大型ドラゴンが何色なのか気になるところです。前回LGとCEだったのでCGとLEですかね?

■2006年02月17日(金)23:41  ブラックスケイル・リザードフォーク
P2170001.jpg 480×360 76Kゴジラっぽい外見が気に入ったのでトレード希望に入れ、特に何体までと決めていなかったので募集したまんまに。

結果。

ちょとした城塞なら制圧できそうな数が

もうここまで来たら、行き着くとこまでいってみますか(笑)

■2006年02月12日(日)18:38  トイ・フェアで撮られた写真
うわさの超巨大レッド・ドラゴン。ポスター(?)の画像がネットに流れました

http://photos.figures.com/photo/1/showphoto.php?photo=32623

やられた。そうか火を吐かせるって手があったか!

発売されるころに合わせてグレート・レッド・ワームの出てくるキャンペーンとかやりたいなあ。脅威度26てのが壁ですが。

ところでこちらは、今年発売される新バージョンのD&Dベーシック・ゲームのもよう

http://photos.figures.com/photo/1/showphoto.php?photo=32598

写真を見る限り大型ブルー・ドラゴンが入ってる?
前の中型ブラック・ドラゴンよりさらに強くて脅威度6ですが、初期キャラクターで対決できるんでしょうか? もしかしてレベル3からスタートなのかな。
  • 苦楽(2006/02/12 20:13)
    岡田さん、貴重な情報を有り難うございます。

    どちらも非常に楽しみですね。
    と、いうか超巨大レッドドラゴンのサイズ比較に圧倒されております。
  • 遊び人の伸さん(2006/02/14 04:30)
    >苦楽さん
    並ぶとでかさが際立ちますね。超大型レッド・ドラゴンがあの小ささですから(^_^;)

■2006年02月10日(金)23:36  アスペクト・オヴ・ロルスのエピック版カード
http://www.wizards.com/default.asp?x=dnd/mit/20060209a

ダウンロードが始まってます。

性能的には…………微妙?(^_^;)

■2006年02月03日(金)17:52  兄さんとか姉さんとか
昨日の日記の最後でチラッとネタにしましたが、日本語の人称代名詞に関して前からちょっと気になっていることがありまして。

今は日本製のアニメやコミックがどんどん英訳される時代になったわけですが、和文英訳を担当している人たち、日本語の人称代名詞はどうしてるんだろうかという。

だいぶ苦労されてるんじゃないかなあ(^_^;)

そもそも英語には存在しない呼びかけの代名詞がありますよね。たとえば自分の兄や姉に対する呼びかけ。日本でも英語圏でも弟や妹を名前で呼ぶのは共通してますが、日本の場合、兄や姉に対しては「兄さん」だの「お姉ちゃん」だのと呼びかけるほうが普通です。しかも英語には1単語で「兄」や「姉」を表す言葉がない。「brother」だの「sister」だのは年齢の順番に関係ないから、「elder brother」だの「big brother」だの言うしかないし、これらはふつう呼びかけには使わないと思います。

まあ多くの場面では、英語圏の習慣に合わせて名前で呼んでるように変更すればいいんでしょうけど。たとえば生き別れの兄弟が再会して、顔を見た瞬間に「兄さん」と一言つぶやくシーンがあったとしましょう。これだけで日本語の作品なら、読者には何が起こっているか判るわけですが、こういった場面をどう訳しているのか。

たとえばガンダムの有名な「キャスバル兄さん!」というセイラの台詞はどうなっているのか。

小説であれば直訳せずに前後の文章をいじって自然な変更を加えることも可能でしょうけど、映像作品でセリフの長さの融通が利かなかったり、マンガですでにコマ割りが存在する場合には、どう翻訳したもんか頭を抱えるでしょうなあ。

英文和訳においても当然、似たようなことはあるんですけれども、ざっと考えてみただけでも、和文英訳のほうがキツそうです。

こんどベンジャミン・ライトにでも聞いてみるかな。
  • 遊び人の伸さん(2006/02/04 00:30)
    追記:豆はちゃんとまきました。
  • 楯野恒雪(2006/02/04 21:52)
    なにげに『マシンロボ クロノスの大逆襲』の海外版DVDを3バージョンも持っていたりする楯野です(笑)
    兄弟姉妹の呼び方の訳についてはいくつかあります。一番よく見るのが名前に変えてしまうこと。たとえばレイナが「ロム兄さん!」とか「兄さん!」とかいうセリフを全部「ロム!」と変えてしまうのですな。普通アメリカ人は兄弟姉妹を名前で呼ぶので、それに合わせて訳すわけです。
    次に多いのが単純に「brother」と直訳するパターン。
    最後に、これはアニメのファンサブに多いのですが「Rom-niisan」とか「niisan」とか日本語のまま訳すパターンです。これに別字幕で「niisan="elderly brother" in Japanese」なんて注が表示されるケースもあります。

    ちなみに別の某アニメのファンサブで、キャラクターがなぜ女の子に自分を「お兄ちゃん」と呼ばたがっているのかを、画面の上1/3を埋め尽くそうかという解説字幕で長々と説明していたのを見て、思わずお茶吹いたことがあります。本編より字幕の方が面白かったり……(笑)
  • 遊び人の伸さん(2006/02/04 23:06)
    >画面の上1/3を埋め尽くそうかという解説字幕で長々と説明し
    すげえやアニメファン(笑)

■2006年02月02日(木)20:53  外人さん?
マンガ家の椎名高志氏のサイトが面白くてよく見ています。GS美神やその前の椎名百貨店のころから好きな作家さんなのですが、ひさびさの新連載が面白く、売れ行きも好調なようでファンとしてなかなか楽しみなところ。

それはそうと、毎週更新されている完成原稿速報のなかで、登場人物に「外人さん」と言わせたら「外人」がNG用語だからと編集部から修正を命じられたというコメントが。

ええええええ?

氏も書かれているとおり、百歩ゆずって「外人」が差別用語だとしても(個人的にはこれにも異論がありますが)「外人さん」という言葉って、差別的に使うことはほぼ100%ないですよなあ。

僕はそもそも単語単位でやたらと「差別用語」を設定すること自体がかなりバカバカしいと思っております。言語というのは基本的に、前後の文章や使用された状況と合わさって初めて意味が確定するものであって、同じ単語でも使われ方によって込められた意味というものは変わると思うからです。

たとえば「バカ」という言葉。これを喧嘩の際に相手に向かって叫べばあきらかに罵倒の言葉ですし、実際になんらかの知的障害を持つ人物に対して使用すれば差別的な意味が含まれることもあるでしょう。が、「野球バカ」とか「空手バカ一代」なんて使われた場合、そこにあるのは「脇目もふらず道に打ち込んだ」という、むしろ肯定的な意味になります。またシチュエーションによっては「バカ」も親しみや愛情を込めた呼びかけになることがあります。

このような場合に「バカ」は差別用語だから使わないようにしよう、とするのは、それこそかなりバカバカしいことではないでしょうか。

だから問題視するべき対象は、あくまでも「差別的な思想」あるいは「差別的な意図を表現した文章」であって、個々の単語ではないと思うんですよね。

もちろん、呼称に関してそれ自体が差別的な意図において「のみ」使用される言葉、あるいは主として差別的な意図において使用される言葉というのは皆無ではないと思います。つまり、他にその概念を表す言葉がたくさんある中で、特に侮蔑を行なうために生まれた/作り出された言葉であったり、その成立過程自体が、特定の種類の人物をひとくくりにして差別したところから始まっている場合です。それらの言葉はたしかに使用を自粛するべきかもしれません(しかしこの場合も僕は単語単位で判断を下すよりは、その単語を使用した文章の表現意図について審判を下すべきだと考えます。また「そのような差別が存在した」ことを表現する作品や文章、あるいは「差別主義的な人物」が登場する作品においては、あえて差別用語を使用することが相応しい場合も多いと思います)。

で、この場合「外人」あるいは「外人さん」はそれに当たるのでしょうか?

たとえば日本人の側から「日本人ではない人間」あるいは「外国からきた人間」を差す言葉としては、

異国人
異人
異邦人
外国人
外国の方々
外国の人
外人
よその国の人

など数多くのものがあると思いますが、このなかで「外人」が特に差別的な表現であるという根拠はなんなのでしょう? さらに

異人さん
外人さん

にいたっては、「さん」づけで親しみを込めた使われかたをしており、他の呼称よりも肯定的な感情が多く込められているように思うのは僕だけでしょうか?

以下は単なる憶測ではあるのですが、「外人」が差別用語として取り上げられたのは結局のところ、外国人差別の問題および差別用語の問題がクローズアップされた時期(ようするに現代ですが)に、外国人をさす口語表現のなかでもっとも一般的なものが「外人」であったという、それだけのことなのではないでしょうか?

だとするのであれば、問題なのはあくまでも外国人差別であって、その時期に(特に差別的な意味に特化して使われていたのではない)「外人」という口語表現を「差別用語」であると定義することには意味がないように思われます。

差別用語に関する議論では「しかしその言葉を言われて不快に感じる人々が実際に存在するのだからよしたほうがよい」という論をよく目にします。しかしそこで考えてほしいのは、その人々が不快に感じた理由の本当のところが、「その言葉が差別的な意図をもって作られた、あるいは特別に使用される言葉だから」なのか、「当時、その言葉で表現される対象に対して差別が行なわれていたから」なのかという点です。

たとえば「外人」が、差別の風潮が起こった結果として特別に作られたり生まれてきた言葉であったり、あるいは「他の国から来た人」を表現する言葉が数ある中で、差別的な表現を行なう際に特に選んで使用される言葉なのであれば、その語句の使用に関して是非を論じる価値はあると思います。

しかし「外人」や「外人さん」がただ単に「他の国から来た人」を表現する最も一般的な口語であって、その結果として差別的表現が行なわれる際「にも」最も多く使用された、というのであれば、その語句自体を抹消して他の言葉に置き換えることに意味はないように思われます。その一方で、その語句をまったく差別的な意図を持たずに使用した過去の作品の発表(や再発表)を不可能にするという大きな弊害を生じます。

ちょっと極端な例えになるかもしれませんが、もしたとえばこれから現代において、子供を持つ女性に対する何らかの差別が発生したとして(まあそんなことはあり得ませんが)、その時は「母親」や「お母さん」といった言葉を差別用語に定義して抹消するつもりなのでしょうか?

あるいは現在「Japanese」は英語圏で日本人をさす最も一般的な単語ですが、もしいま英語圏のどこかの国で日本人に対する差別が始まり、街のあちこちで「Japanese はダメだ」とか「Japanese は追い出せ」とかいう連呼が始まったら、その国に住んでいる日本人は「Japanese」という言葉を耳にすること自体、不快に感じるようになってしまうのではないでしょうか? そのときに行なうべきは「Japanese」という言葉の抹消なのでしょうか? それとも現地における日本人差別の解消なのでしょうか? ましてそのような時代が発生したからといって、過去に日本人を扱ったり日本人が登場している表現作品から「Japanese」という言葉を削ることに意義があるのでしょうか?

「差別用語」や「禁止用語」という手法に関して危険に感じるのは、その根底にある思考の停止です。言語や文章、表現といったものがもつ複雑さや、個々の事例における表現意図といったものに関してその都度ものを考えるということを放棄し、機械的に特定の言葉を「××用語」と定義して解決しようとする(そしてその弊害を無視する)ことは、むしろ個々の人間から、問題に向き合って自分で考えるという方向性を奪うのではないでしょうか。

ついでに細かい話をするなら、この事例では「外人」に「外人さん」と「さん」をつけた場合、2つを同じ言葉とみなすことが適当かという問題も含んでいると思われます。日本語は非常に表現の幅が広く、とくに他人に対する呼びかけのバリエーションの多さには特徴があります。「おまわり」と「おまわりさん」、「運転手」と「運転手さん」、「岡田」と「岡田さん」。これらに対して「さん」をつけてもつけなくても表現のニュアンスが変らないなどと考える人は、出版物に関わる仕事をする資格なんざないと思うんですがねえ。

ちなみに「オニイ」と「オニイチャン」と「オニイタン」を同じだと主張したら激怒する人がいっぱいいるんだろうな、きっと(笑)
  • 遊び人の伸さん(2006/02/03 13:00)
    読みましたが、やはりこの単語自体を差別的な言葉であると定義する意味はないように思われます。

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